本田圭佑 成功の秘訣「成功に囚われるな成長に囚われろ」

2020年8月16日

あなたの「座右の銘」はと聞かれればなんと答えますか?

僕は今まで、「座右の銘」なるものとは無縁の生活を送ってきたように思います。

なんだか、しっくりくるものに出会わなかったということもあるでしょうし、何か一つに限定してしまうのも違う様な気がしていました。

しかし、最近腑に落ちるものに出会いました。

それが「成功に囚われるな成長に囚われろ」です。

本田圭佑 成功の秘訣「成功に囚われるな成長に囚われろ」

この言葉を始めて知ったのは、サッカー日本代表の「本田圭佑」選手の動画でした。

現在はブラジルのプロチーム「ボタフォゴFR」でプレーヤーとして第一線で活躍しながら、一サッカー選手の枠を飛び越えて「カンボジア代表チーム監督」やクラブチーム「ONE TOKYO」のオーナー等々各方面で八面六臂の活躍をされています。

そんなスーパーマンの様な活躍を支えているメンタリティーの肝が「成功に囚われるな成長に囚われろ」なのです。

努力をしたからといって成功するとは限らない。

僕も含めて努力は報われないことの方が多い。

しかし、「努力をすれば100%成長する」これは真実。

だから努力は裏切らない。

本田圭佑、アスリートのセカンドキャリアについて語る

「成功」するかどうかは分からない、しかし努力すれば「成長」は必ず果たされる。

なので、「成功」に囚われるとモチベーションを持続することは困難であるが「成長」にフォーカスを当てている限りモチベーションを継続させることは可能であるということなのです。

事実、本田選手のイタリアセリエA「ACミラン」での挑戦は成功したとは言えないものでしたが、その後の各方面での活躍の裏にはこの言葉に裏付けられた粘り強いメンタリティの存在が感じられます。

セリエAで優勝してバロンドールを獲得することが「成功」と捉えるならば、「成功」は手にできなかったかもしれませんが、「成長」することに囚われていた本田選手は従来のサッカー選手の枠に収まらない活躍を見せ始めています。

成長することはサッカー選手としての技量に留まらないわけです。

本田選手がロシアワールドカップ終了後にプログラミングを習いに東京の専門学校に通ったという話はその界隈の人たちには有名な話です。

サッカー選手として成長だけでなく、人間として日々の成長に囚われ「プログラミング」を習いにくるという彼の姿勢は多くの人に参考になるのではないでしょうか?

「成長」の鍵はGRIT(やり抜く力)にあり

「成功」するためには、日々の「成長」が前提となることを考えれば、遠い成功を夢見るより目の前の「成長」に目を向けることは合理的な考え方です。

アメリカの教育学分野では、人生の成功者の共通の要素は「学力」ではなく「やり抜く力=GRIT」であることが証明されています。

日々の努力を継続できる性質(GRITが高い)こそが成功の鍵だというわけです。

成功に囚われるな成長に囚われろ」という言葉はまさにGRITを高めるために最適の心構えを示しています

(本田選手のGRIT力は世界でもトップクラスにあると思います)

バッドエンドはない、僕たちは永遠に途中だ。

何かを成し遂げるということは素晴らしいことですが、何かを成し遂げられなくともその過程で成長している事こそが人生においてもっとも大切な事なのだと思います。

バッドエンドはない、僕たちは途中だ。」芥川賞芸人「又吉直樹」が近大の卒業式のスピーチで語った名言です。

「人は終わったと感じた瞬間に終わる」生き物です。

なので言い換えると「終わったと思わなけれな永遠を獲得できる生き物」なのです。